節約できる買い物リストの作り方｜週2回買い物が成功する“家計最強ツール”をFPが解説
こんにちは、49歳の父です。
FP2級・証券外務員1種・宅建士の資格を持っています。
今回は、
週2回買い物の効果を最大化するための鍵──
「節約できる買い物リストの作り方」 を徹底解説します。
買い物リストを作るのは単なる“メモ”ではありません。
家計を黒字化するための設計図です。
実際、買い物リストを作れる家庭は
ほぼ確実に家計が改善します。
■ なぜ“買い物リスト”が最強なのか？
理由は3つあります。
【1】買い物の“目的”が明確になる
買い物リストがあると
“必要なものだけを買う”という状態になります。
【2】選択のストレスが消える
リストがないと棚ごとに迷う時間が増え、
そのたびに衝動買いを誘発する。
【3】2〜4万円／月の削減が可能
買い物リストには
「誘惑を避ける心理的効果」があり、
ムダ買いがほぼ消えます。
■【結論】節約できる買い物リストは“書きすぎないこと”
節約上手な人ほど、買い物リストは短い。
ズラズラ書いてしまうと…
- 面倒
- 迷いが増える
- 無駄に買いすぎる
- 続かない
買い物リストは 3行で十分 です。
■【FP推奨】買い物リストは“この4ジャンルだけ”でOK
結論：
買い物リストは「枠」で作る。
商品名を書く必要はない。
以下の4ジャンルを埋めるだけで完成です。
✔ ① 野菜
（例：葉物・根菜・キノコのいずれか）
→ 2〜3品あれば十分
✔ ② メイン食材
（肉 or 魚）
→ 2種類だけ
✔ ③ たんぱく質（卵・豆腐など）
→ 卵1パック、豆腐1〜2丁でOK
✔ ④ 足りない調味料
→ 醤油・味噌・油・砂糖・塩の補充
これだけ。
商品名まで書く必要はありません。
リストがシンプルだと…
- 時間が短くなる
- 迷わない
- 衝動買いが消える
- 食材ロスも減る
節約が自然に成功します。
■【具体例】節約できる買い物リスト（実例）
■ 月曜（平日用）
【野菜】
・キャベツ
・玉ねぎ
・ほうれん草
【メイン】
・鶏もも肉
・鮭切り身
【たんぱく質】
・卵1パック
・豆腐2丁
【調味料】
・なし（在庫OK）
■ 金曜（週末用）
【野菜】
・じゃがいも
・きゅうり
・しめじ
【メイン】
・豚こま
・さば
【たんぱく質】
・厚揚げ
・納豆
【調味料】
・ごま油
・味噌
この程度の情報量が最適です。
■【応用】買い物リスト作成を成功に導く8つのポイント
節約できる家庭が実践している
“本当に効果があるテクニック”だけを紹介します。
■ ① 冷蔵庫の写真を撮ってからリストを書く
在庫の把握が最強の節約です。
■ ② メニューは3日分だけ決める
1週間分考えると確実に挫折します。
■ ③ “肉1・魚1”の鉄則
これだけでメインがブレません。
■ ④ 誘惑棚（惣菜・パン・スイーツ）に近づかない
動線づくりの基本です。
■ ⑤ お菓子・ジュースはリストに入れない
嗜好品は別日に買うことで食費が安定します。
■ ⑥ リストはスマホメモに固定テンプレ化
毎回ゼロから作ると続きません。
「4ジャンルの枠だけ残す」のがコツ。
■ ⑦ 価格の“基準値”を覚える
「いつもより高いのか？安いのか？」が判断できる。
■ ⑧ 15分以内で買い物を終える
時間を短くすると“判断疲れ”が起きず
無駄買いが減ります。
■ 節約効果はどれくらい？（実データ）
私が見た改善幅の平均は…
| 内容 | 効果 |
|---|---|
| 週5→週2に変更 | 月−1.5万 |
| 買い物リスト導入 | 月−7,000〜12,000円 |
| 食材ロス減少 | 月−3,000円 |
合計：月2.5〜3万円改善
年間：30〜36万円改善
買い物リストだけで
“年間ボーナス級の効果”が出るのは
見ていて本当に驚きます。
■【さらに深掘り】なぜ短いリストが最強なのか？
心理学ではこう言われています。
選択肢が少ないほど、満足度が高く、行動が安定する。
買い物リストが長くなると…
- 「全部買えなきゃダメ」と思ってストレス
- 迷いが増えて衝動買いアップ
- リストを作るのが面倒になる
結果：続かない。
逆に“枠だけのリスト”は…
- 迷わない
- やることが明確
- 続けやすい
- 衝動買いゼロ
- 買い物時間が短くなる
だから最強なのです。
■ まとめ：買い物リストは“節約の設計図”
最後にポイントをまとめます。
✔ 買い物リストは3行〜4ジャンルで十分
✔ 商品名ではなく“枠”で作る
✔ 冷蔵庫の写真→リスト作成が最強
✔ お菓子・ジュースは別購入日に
✔ 迷いを減らすことで浪費を根絶
✔ 年間30万円の家計改善が可能
■ 今日の一歩：テンプレをスマホに作る
あなたに今すぐやってほしいことはこれだけ。
「野菜／メイン／たんぱく質／調味料」
の4枠だけのテンプレをスマホに作る。
これだけで、
節約は100％成功します。
