奨学金の「きれいごと」に隠された、FPパパが震える奨学金の怖い現実

こんにちは。 49歳の父、FP2級・証券外務員1種・宅建士の資格を持っています。 実務でバリバリ働いているわけではありませんが、試験勉強で「お金と法律の裏側」を知ってしまった分、人一倍、将来への危機感は強いかもしれません。
前回、「老後資金を優先すべき」とお話ししました。 教育費には「借りる仕組み」があるから、というのがその理由です。
でも、正直に言います。 その「借りる仕組み」の代表格である奨学金。 これ、資格の知識を持って改めて中身を読み解くと、 「これ、22歳の子どもに背負わせるには、あまりに重すぎないか?」 と、ゾッとすることがあるんです。
今日は、親として、そして知識を持ってしまった一人の人間として、 奨学金の「怖い現実」についてお話しします。
「奨学金」という名前の「学生ローン」
まず、言葉の魔力に騙されないでください。 「奨学金」という響きは、どこかキラキラした、教育的な支援のように聞こえます。
でも、証券外務員の勉強をした方ならピンとくるはずです。 これは、将来の労働力を担保にした「超長期の債務契約」です。 ぶっちゃけて言えば、 「22歳の新社会人が、いきなり数百万円の借金を背負って人生をスタートさせる」 という、かなりハードな借金なんです。
「みんな借りているから大丈夫」 この言葉が、一番怖いです。
3ヶ月で「人生の選択肢」が削られる
これが、FPや宅建士の勉強をしていて一番「怖い」と感じたポイントです。
JASSO(日本学生支援機構)の奨学金は、 3ヶ月滞納すると、個人信用情報機関にバッチリ登録されます。 いわゆる「ブラックリスト」入りです。
「学生時代のうっかり」では済まされません。 一度ブラックリストに載ってしまうと、どうなるか。
- クレジットカードが作れない
- スマホの分割払いが通らない
- そして、住宅ローンが組めない
宅建士の試験で学ぶ通り、不動産購入において「信用」は命です。 「30歳になって、いざマイホームを!」と思った時に、 「学生時代の奨学金の遅れ」が原因で銀行から門前払いされる。 そんな悲劇が、現実に起きているんです。 知識がないまま借りることの恐ろしさを、痛感します。
「連帯保証人」という家族の鎖
奨学金を借りる際、多くの場合、親である私たちが「連帯保証人」になります。
民法の勉強をしたことがある方なら分かりますが、 「連帯」保証人の責任は、めちゃくちゃ重いです。 「まずは子どもに請求してください」なんて言い訳は通用しません。
もし子どもが社会に出て、体調を崩したり、会社が倒産したりして返済が止まれば、 即座に49歳の私たちのところに請求が来ます。
前回お話しした通り、私たちは自分たちの老後資金を準備しなければなりません。 子どもの借金を肩代わりしたせいで、自分たちの老後が破綻する。 これは、親子の情愛だけでは解決できない「家計の共倒れ」という最悪のシナリオです。
「無利子」でも「元本」は消えない
「第1種(無利子)ならマシだよね」という声も聞きます。 確かに利息がないのは救いですが、借りた「元本」は1円も減りません。
例えば400万円借りた場合。 毎月2万円ずつ返しても、完済まで16年以上かかります。 22歳で働き始め、38歳になるまでずっと。
結婚して、子どもが生まれて、一番お金が必要な時期。 その時、毎月の給料から強制的に2万円が引かれ続ける重み。 これは、経験した人にしか分からない「見えない鎖」になります。
49歳の父として、今、私が考えていること
私自身、実務家ではありませんが、資格を通して「お金のルール」を知りました。 ルールを知った以上、子どもに丸投げはできません。
今、私が実践している(しようとしている)ことは3つです。
1. 「給付型」を死ぬ気で探す
「返さなくていい奨学金」は、探せば意外とあります。 自治体や民間企業のもの。 「知らない」だけで損をするのが、この世の中のルールです。
2. 親子の「マネー会議」を開く
子どもが大きくなったら、包み隠さず話すつもりです。 「これは借金であること」 「返せないと、家も買えなくなる可能性があること」 「いくらまでなら、親が責任を持てるか」 数字を並べて、ガチで話し合います。
3. 結局、NISAで備える
「借りればいい」と言いつつも、やはり借りる額は少ないに越したことはありません。 証券外務員の知識を総動員して、新NISAなどで「教育費の積立」と「老後資金」のバランスをギリギリまで追求し続ける。 これが、49歳の父としての戦いです。
まとめ
奨学金は、正しく使えば「未来への投資」になります。 でも、無知なまま使うと「未来を縛る鎖」になります。
- 3ヶ月の遅れでブラックリスト
- 将来の住宅ローンに響くリスク
- 親子の共倒れを招く重い連帯保証
この現実を知った上で、それでも借りるのか。 いくらなら安全圏なのか。
知識を武器にして、大切な家族を守る。 それが、資格を持つ49歳のパパとしての使命だと思っています。
一緒に、賢い親であり続けましょう。






ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません