お父さん必見!家計に優しい保険の選び方|ムダな保険料を減らす方法

※当ブログはプロモーションを含みます

こんにちは。私は48歳、自営業で一家を支える父です。
ファイナンシャルプランナー2級・証券外務員1種・宅建士の資格を持ち、これまで多くの方にお金や保険の相談を受けてきました。

家計の相談でよくあるのが、
「保険料が高くて家計を圧迫している」
「本当に必要な保険がわからない」
という声です。

実際、家庭の固定費の中でも保険料は大きな割合を占めます。ここを見直すだけで、毎月数千円〜数万円の節約になることもあります。

今日は、「家計に優しい保険の選び方」と「ムダな保険料を減らす方法」を、初心者にもわかりやすく解説します。


1. 保険は「安心料」ではなく「家計防衛の道具」

まず押さえておきたいのは、保険は「なんとなく安心だから入るもの」ではない、ということです。
保険の役割は、万一のときに家計を守ること

  • 世帯主が亡くなったとき(生命保険)
  • 病気やケガで医療費がかかるとき(医療保険)
  • 事故や火事で生活が脅かされるとき(損害保険)

このようなリスクを、家計でまかなえない部分だけカバーするのが保険です。

逆に言えば、「貯金で対応できる部分」や「公的制度でカバーされる部分」にまで保険をかけると、ムダな保険料を払うことになります。


2. 家計に優しい保険の選び方 3つのステップ

ステップ① 公的制度を確認する

日本には手厚い公的制度があります。

  • 健康保険 → 医療費の3割負担
  • 高額療養費制度 → 月の自己負担に上限あり
  • 遺族年金 → 世帯主が亡くなった場合に支給

これらを知らずに「医療費が不安だから」と高額な医療保険に加入するのは典型的なムダです。
まずは「公的保障でどこまでカバーできるか」を把握しましょう。


ステップ② 必要保障額を算出する

生命保険を考えるときには、「万一のときに家族がいくら必要か」を計算します。

例:自営業・子ども1人・住宅ローン残債あり

  • 教育費:1,000万円
  • 生活費:月20万円×10年=2,400万円
  • 住宅ローン:団信加入なら不要

合計3,400万円程度。
これをベースに、定期保険で10年〜20年カバーすれば十分なケースが多いのです。


ステップ③ 保険料は「手取り収入の5〜7%以内」

保険料は、生活費を圧迫しない範囲で支払うのが基本。
手取り月収が40万円なら、月2万〜2万8,000円以内に抑えるのが目安です。

これ以上になると、貯金や投資に回せるお金が減り、家計全体のバランスを崩す原因になります。


3. ムダな保険料を減らす方法

方法① 掛け捨てを選ぶ

「掛け捨てはもったいない」と思いがちですが、実はコスパが良いのは掛け捨てタイプ。
貯蓄性を求めて終身保険や養老保険に入ると、保険料が高くなり家計を圧迫します。
貯蓄や投資は、保険とは切り離して考えるのが効率的です。


方法② 医療保険はシンプルに

高額療養費制度があるため、医療保険で過剰な保障をつける必要はありません。
入院日額5,000円程度、先進医療特約をつけるくらいで十分な家庭が多いです。


方法③ 保険を「まとめて」見直す

家族で複数の保険に入っている場合、内容が重複しているケースがあります。
生命保険・医療保険・がん保険・学資保険…と積み重なると、毎月3〜5万円も払っている家庭も少なくありません。
一度すべての保険証券を並べて整理し、不要なものを解約すると家計は一気に軽くなります。


方法④ 無料の保険相談サービスを活用する

「自分で全部調べるのは大変」という方は、無料の保険相談サービスを利用すると効率的です。
複数の保険会社の商品を比較できるため、自分に合ったプランを選びやすくなります。
ただし、勧められるまま契約せず、自分のライフプランに合っているかを必ず確認しましょう。


4. 我が家の実例

私自身も、数年前までは「万一に備えて」と色々な保険に加入していました。
終身保険、医療保険、がん保険、さらには学資保険まで…。
合計で月5万円以上支払っていたのです。

しかし冷静に見直してみると、

  • 公的保障でカバーできる部分が多い
  • 保障が重複している
  • 貯蓄性の保険は利回りが低い

と気づき、思い切って終身保険を解約し、掛け捨ての定期保険+シンプルな医療保険だけに絞りました。

その結果、毎月の保険料は2万円以下に。浮いた3万円は「つみたてNISA」と「教育資金」に回しています。

家計が楽になっただけでなく、資産形成も同時に進むようになり、精神的にも余裕が生まれました。


まとめ|保険は「必要最低限」で十分

保険をシンプルに整理するだけで、家計は大きく改善します。

  • 公的制度を確認して、不足分だけ保険で補う
  • 必要保障額を計算し、掛け捨て保険で備える
  • 保険料は「手取りの5〜7%以内」に抑える
  • 定期的にまとめて見直す

この4つを意識するだけで、ムダな保険料は大幅に減り、家計にゆとりが生まれます。

お父さん、今日からぜひ「保険の断捨離」に挑戦してみませんか?
その一歩が、家族の未来と家計を守る大きな力になります。