【実例】私の保険見直し遍歴|ムダを減らして必要な保障だけを残した話

※当ブログはプロモーションを含みます

こんにちは。48歳、自営業の父です。
FP2級・証券外務員1種・宅建士の資格を持ち、
「節約×手堅い投資×お得な暮らし」をテーマに発信しています。

今回は、私自身の保険の見直しのリアルな歴史をお話しします。
18歳で初めて入ってから30年。
その間に何度も見直しを繰り返してきました。
結果として、ムダを省き、家族を守るための最適な形が見えてきました。


18歳、初めての保険加入──「とりあえず安心が欲しかった」

社会人になったばかりの18歳のとき、
営業の方に勧められて初めて生命保険に入りました。

内容は、

  • 月額:15,000円
  • 入院給付金:1日15,000円
  • 終身保険付き医療タイプ

当時は「もし入院したら心配だから」と言われるままに契約。
内容も仕組みもよくわからないまま、「保険に入っておけば安心」と思っていました。

しかし今思えば、18歳の自分に月15,000円の保険料は重すぎた
若くて健康なうちは、もっとシンプルな保障で十分だったのです。


20代でがん保険を追加加入──安心は増えたけれど、固定費も増えた

数年後、会社の紹介で月3,000円のがん保険にも加入しました。
がん診断一時金+入院・通院サポート付き。

「終身保険付き医療タイプ」にはがん保険がついてなく、安心を優先しました。
しかし、保険料は合計で月18,000円

当時はそれを“万が一の備え”と信じていましたが、
FPの資格を取って今思うのは、

「複数の保険に入りすぎると、保障が重複しても気づかない」
ということです。


30代、更新のタイミングで気づいた現実

18歳で入った終身保険が、15年後に更新を迎えました。
届いた通知にはこう書かれていました。

「更新後の保険料:月30,000円」

目を疑いました。
理由は、年齢によるリスク上昇と保険会社の更新設計。
つまり、“同じ保障でも年を取るほど保険料が上がる”仕組みだったのです。

このとき初めて「保険は入りっぱなしではいけない」と気づきました。

同じ保険会社で見直しを行い、保険料が変わらず内容がほぼ同じ新しい保険へと変更しました。


その後の見直し──医療保険と収入保障を最適化

40代に入り、家族構成や生活も変わりました。
保険もそれに合わせて再点検しました。

まず、掛け捨ての収入保障保険(月4,000円)に切り替えました。
医療保険を月8,000円・入院1日1万円保障のシンプルなタイプに変更。
入院・手術・先進医療に対応し、長期入院にも備えられる設計です。

その後収入保障保険については、
複数社を比較して2回乗り換えを行い、
現在は月2,500円の掛け捨てタイプに落ち着いています。

掛け捨ては満期返戻金がない代わりに、
「安い保険料で必要な期間だけしっかり保障できる」のが魅力です。


子どもの医療保険も加入──小さな備えで大きな安心

子どもが生まれたタイミングで、
一生涯、月1,600円の子ども医療保険に加入しました。

入院・手術保障と先進医療サポート付き。
小さいうちは医療費助成があるとはいえ、
親として「もしもの入院」に備えたかったのが正直なところです。

結果的に、数回の入院で給付を受け、
「入っておいてよかった」と実感しました。


結論:「保険は一度決めたら終わり」ではない

18歳で私一人で15,000円だった保険が、
いまでは家族全員分を合わせても月15000円前後

保険を“減らした”というより、
「必要な保障だけを残した」のです。

私が伝えたいのは、

保険は「入ること」ではなく「続けられること」が大切。

どんなに手厚い保障でも、家計を圧迫しては本末転倒です。
家族構成・収入・貯蓄が変わるたびに、
「この保険は今の生活に合っているか?」を見直す。
それが結果的に、最もコスパの良い“守り方”になります。


まとめ:必要なのは「安心できる金額の中での最適化」

  • 若い時期は「最低限+医療」でOK
  • 家族が増えたら「生活保障」をプラス
  • 子どもの医療保険は小さな安心の種
  • 更新のタイミングこそ、保険を見直す最大のチャンス

保険は「一生守るため」ではなく、
「今の生活を守りながら続けるため」にある。

無理なく払えて、必要なときにちゃんと支えてくれる。
それが、本当に“使える保険”です。