ポイントをNISAに移行して非課税投資!現金化との違いも徹底解説

「貯まったポイント、ついコンビニで消費してませんか?」
実はそのポイント、“使う”より“育てる”方が、圧倒的にお得なんです。
こんにちは、48歳自営業の父です。
FP2級・証券外務員1種・宅建士の資格を持ち、日々「節約×手堅い投資×お得な暮らし」をテーマに発信しています。
今回は、私が実際にやっている
「ポイントをNISAで非課税投資に回す方法」 と、
「現金化した場合の税金との違い」 を、具体的にお伝えします。
ポイント投資とは? “おまけ”が資産に変わる仕組み
楽天ポイントやTポイント、dポイント…。
日々の買い物やカード決済で自然に貯まるこれらのポイント。
1年間で数万円分たまる人も珍しくありません。
以前の私は「買い物の割引に使う」程度でしたが、
あるときふと思ったんです。
「このポイント、投資に使えたら“おまけ”がお金を生むかも?」
調べてみると、楽天証券やSBI証券などでは
1ポイント=1円として投資信託を購入できることが判明。
さらに、これをNISA口座(つみたてNISA含む)で行えば、
運用益も分配金も非課税。
つまり「ポイントで投資するだけで、税金ゼロで資産を増やせる」仕組みです。
これ、実はかなり“お得”なんです。
私の実例:楽天ポイントをNISAに回す手順
私の場合、毎月およそ2,000ポイントが貯まります。
これをすべてつみたてNISA口座で投資信託購入に充てています。
手順はとてもシンプルです👇
1️⃣ 楽天証券にログイン
2️⃣ 「ポイントで投資」→「つみたてNISA口座」を選択
3️⃣ 投資信託(例:eMAXIS Slimなど)を選び、ポイントを指定して購入
最初は1,000ポイント(=1,000円分)から始めました。
それでも運用益は非課税なので、少額でも「将来に向けて増やす」実感があります。
しかも分配金を自動再投資に設定すれば、
“ポイントが生むお金が、さらにお金を生む”という好循環が生まれます。
現金化との違い:税金に大きな差
ポイントを現金化した場合、
原則として「雑所得」として課税対象になる可能性があります。
たとえば👇
- 給与所得者の場合:年間20万円を超えると確定申告が必要
- 無職・専業主婦の場合:基礎控除48万円を超えると課税対象
つまり、「ポイント現金化は年間40万円まで非課税」と言われるのは、
この所得控除の範囲を指しています。
一方、NISAでポイント投資した場合は、
運用益も分配金も完全に非課税。
税金の観点から見ても、
ポイントを「現金化」するより「投資に回す」方が圧倒的に効率的です。
FPが考えるポイント投資の5つのメリット
1️⃣ 現金を使わずに投資ができる
2️⃣ 運用益・分配金が非課税(NISA利用時)
3️⃣ ポイントの有効期限切れを防げる
4️⃣ 少額でも「資産を育てる感覚」がつかめる
5️⃣ 投資を“習慣化”できる
「投資に興味はあるけど、怖くて踏み出せない」という方こそ、
まずは“ポイント投資”から始めるのがベストです。
注意点とリスクも知っておこう
ポイント投資はお得で便利ですが、使えるポイントには制限があります。
- 証券会社によってはNISAでポイント投資ができない
- 年間NISA枠(つみたてNISAは120万円)を超えると課税口座扱い
- 投資信託なので元本割れの可能性もある
- 現金化する場合は課税リスクがある
特に楽天証券の場合、
「期間限定ポイント」や「他サイトから移行したポイント」は
証券口座での投資信託購入には使えません。
使えるのは、
楽天カード決済や楽天市場・楽天ペイなどで貯まる
通常ポイントのみ です。
とはいえ、ポイント投資は「余ったポイントで練習できる」のが最大の利点。
リスクを最小限に、投資感覚を身につける最高の教材です。
私の実体験:5年続けた結果
私は月2,000ポイントを投資信託に積み立てています。
5年で元本だけでも約10万円分。
さらに運用益を含めると、
「ポイントなのにこんなに増えるの?」と驚くほどの成果に。
現金を使わずに資産形成ができる──
まさに節約と投資のハイブリッド戦略です。
まとめ:ポイントは“消費”ではなく“育成”へ
- 現金化よりNISA投資が圧倒的にお得
- 少額でも“投資体験”と“非課税メリット”が得られる
- 続けるほど「ポイントが資産に変わる」
ポイントは“おまけ”ではなく“資産の種”です。
今日の1,000ポイントが、5年後の数千円、10年後の数万円に育ちます。
節約家・初心者・忙しいお父さんにこそ、
“ポイントでできる投資”を試してみてほしい。
現金を減らさず、非課税で資産を増やす──
これこそが、手堅くお得な「節約投資術」です。







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