ポイントをNISAに移行して非課税投資!現金化との違いも徹底解説

2025年10月31日

※当ブログはプロモーションを含みます

「貯まったポイント、ついコンビニで消費してませんか?」
実はそのポイント、“使う”より“育てる”方が、圧倒的にお得なんです。

こんにちは、48歳自営業の父です。
FP2級・証券外務員1種・宅建士の資格を持ち、日々「節約×手堅い投資×お得な暮らし」をテーマに発信しています。

今回は、私が実際にやっている
「ポイントをNISAで非課税投資に回す方法」 と、
「現金化した場合の税金との違い」 を、具体的にお伝えします。


ポイント投資とは? “おまけ”が資産に変わる仕組み

楽天ポイントやTポイント、dポイント…。
日々の買い物やカード決済で自然に貯まるこれらのポイント。
1年間で数万円分たまる人も珍しくありません。

以前の私は「買い物の割引に使う」程度でしたが、
あるときふと思ったんです。

「このポイント、投資に使えたら“おまけ”がお金を生むかも?」

調べてみると、楽天証券やSBI証券などでは
1ポイント=1円として投資信託を購入できることが判明。

さらに、これをNISA口座(つみたてNISA含む)で行えば、
運用益も分配金も非課税

つまり「ポイントで投資するだけで、税金ゼロで資産を増やせる」仕組みです。
これ、実はかなり“お得”なんです。


私の実例:楽天ポイントをNISAに回す手順

私の場合、毎月およそ2,000ポイントが貯まります。
これをすべてつみたてNISA口座で投資信託購入に充てています。

手順はとてもシンプルです👇

1️⃣ 楽天証券にログイン
2️⃣ 「ポイントで投資」→「つみたてNISA口座」を選択
3️⃣ 投資信託(例:eMAXIS Slimなど)を選び、ポイントを指定して購入

最初は1,000ポイント(=1,000円分)から始めました。
それでも運用益は非課税なので、少額でも「将来に向けて増やす」実感があります。

しかも分配金を自動再投資に設定すれば、
“ポイントが生むお金が、さらにお金を生む”という好循環が生まれます。


現金化との違い:税金に大きな差

ポイントを現金化した場合、
原則として「雑所得」として課税対象になる可能性があります。

たとえば👇

  • 給与所得者の場合:年間20万円を超えると確定申告が必要
  • 無職・専業主婦の場合:基礎控除48万円を超えると課税対象

つまり、「ポイント現金化は年間40万円まで非課税」と言われるのは、
この所得控除の範囲を指しています。

一方、NISAでポイント投資した場合は、
運用益も分配金も完全に非課税

税金の観点から見ても、
ポイントを「現金化」するより「投資に回す」方が圧倒的に効率的です。


FPが考えるポイント投資の5つのメリット

1️⃣ 現金を使わずに投資ができる
2️⃣ 運用益・分配金が非課税(NISA利用時)
3️⃣ ポイントの有効期限切れを防げる
4️⃣ 少額でも「資産を育てる感覚」がつかめる
5️⃣ 投資を“習慣化”できる

「投資に興味はあるけど、怖くて踏み出せない」という方こそ、
まずは“ポイント投資”から始めるのがベストです。


注意点とリスクも知っておこう

ポイント投資はお得で便利ですが、使えるポイントには制限があります。

  • 証券会社によってはNISAでポイント投資ができない
  • 年間NISA枠(つみたてNISAは120万円)を超えると課税口座扱い
  • 投資信託なので元本割れの可能性もある
  • 現金化する場合は課税リスクがある

特に楽天証券の場合、
「期間限定ポイント」や「他サイトから移行したポイント」は
証券口座での投資信託購入には使えません。

使えるのは、
楽天カード決済や楽天市場・楽天ペイなどで貯まる
通常ポイントのみ です。

とはいえ、ポイント投資は「余ったポイントで練習できる」のが最大の利点。
リスクを最小限に、投資感覚を身につける最高の教材です。


私の実体験:5年続けた結果

私は月2,000ポイントを投資信託に積み立てています。
5年で元本だけでも約10万円分

さらに運用益を含めると、
「ポイントなのにこんなに増えるの?」と驚くほどの成果に。

現金を使わずに資産形成ができる──
まさに節約と投資のハイブリッド戦略です。


まとめ:ポイントは“消費”ではなく“育成”へ

  • 現金化よりNISA投資が圧倒的にお得
  • 少額でも“投資体験”と“非課税メリット”が得られる
  • 続けるほど「ポイントが資産に変わる」

ポイントは“おまけ”ではなく“資産の種”です。
今日の1,000ポイントが、5年後の数千円、10年後の数万円に育ちます。

節約家・初心者・忙しいお父さんにこそ、
“ポイントでできる投資”を試してみてほしい。

現金を減らさず、非課税で資産を増やす──
これこそが、手堅くお得な「節約投資術」です。