初心者向け|銀行の役割とは?お父さんが知っておくべき金融の基本

こんにちは。48歳、自営業で一家を支える父です。
私はファイナンシャルプランナー2級・証券外務員1種・宅建士の資格を持ち、日々「家族を守るためのお金の知識」を学び、実践しています。
私たちの生活に欠かせない存在である「銀行」。
毎月の給料振込や、公共料金の引き落とし、日常の買い物など、ほとんどの人がお世話になっています。
しかし、「銀行の役割って何?」と聞かれると、意外と答えられない方が多いのではないでしょうか。
今回は、初心者のお父さん向けに 銀行の役割・仕組み・かかわり方 をわかりやすく解説します。
1. 銀行の3つの基本的な役割
銀行の役割は大きく分けて 「預金」「貸出」「決済」 の3つです。
① 預金
お父さんや企業がお金を預ける場所です。
普通預金や定期預金に預けることで、お金の安全を守りながら利息を受け取れます。
また、日本には「ペイオフ」という仕組みがあり、万が一銀行が倒産しても1,000万円まで預金が保護されます。
② 貸出
銀行は預かったお金を、住宅ローンや事業資金として必要な人に貸し出します。
貸し出したお金には利息がつき、それが銀行の主な収益となります。
👉 預金と貸出のバランスによって、銀行はお金を循環させているのです。
③ 決済
銀行は「お金のやり取りを仲介する」役割も持っています。
給料の振込、公共料金の引き落とし、クレジットカードの支払いなどは、すべて銀行の決済機能によって成り立っています。
2. 銀行はなぜ必要なのか?
銀行は私たちの生活と経済を支えるインフラです。
もし銀行がなければ、お金のやり取りは現金の受け渡しに限られ、社会の仕組みは非常に不便になります。
- 預金により「お金を安全に保管」できる
- 融資により「必要な人に資金を提供」できる
- 決済により「お金の流れをスムーズに」できる
この3つの機能を通じて、銀行は社会全体の経済活動を支えているのです。
3. 家計にとっての銀行の役割
お父さん世代の家計管理では、銀行は次のように役立ちます。
- 生活費の管理:給与振込や光熱費の引き落とし
- 資金の安全確保:貯金を守り、急な出費にも対応
- ライフイベントの資金調達:住宅ローンや教育ローン
- 将来への備え:積立や定期預金で目標資金を貯める
👉 銀行を「ただお金を置く場所」ではなく、「家計の基盤」として考えることが大切です。
4. 銀行の種類を知ろう
一口に銀行といっても、いくつかの種類があります。
- メガバンク(三菱UFJ・三井住友・みずほなど)
全国規模でサービスがあり、利便性が高い。 - 地方銀行
地域密着で、中小企業や地元住民の生活を支える。 - 信用金庫・信用組合
地域や職域に根ざした金融機関。お父さん世代の事業や住宅ローン相談にも強い。 - ネット銀行(楽天銀行・住信SBIなど)
店舗を持たない分、金利が高めで手数料が安い。
家計に合わせて「複数の銀行を使い分ける」こともおすすめです。
5. 銀行を利用するうえでの注意点
銀行は便利な一方で、注意が必要な点もあります。
- 投資商品の勧誘:外貨預金や投資信託は「元本保証」ではない
- 手数料の高さ:ATM利用料や振込手数料は積み重なると大きな負担
- 金利の低さ:普通預金では資産は増えない
👉 「銀行=安心安全」だけに頼らず、仕組みを理解して選ぶことが大切です。
6. 私の銀行とのかかわり方
自営業の私は収入が不安定なため、銀行を次のように使い分けています。
- メガバンク:取引先との入金・支払い用
- 地方銀行:住宅ローンや教育費用の相談窓口
- ネット銀行:生活費の引き落とし、貯金の一部を高金利で運用
こうすることで、利便性・安全性・コストのバランスを取っています。
まとめ|銀行は「家計のインフラ」
今回のポイントを整理すると:
- 銀行の役割は「預金」「貸出」「決済」の3つ
- 銀行は社会の経済活動を支えるインフラ
- 家計にとっては「管理・調達・備え」に欠かせない存在
- 銀行には種類があり、使い分けがポイント
- 銀行商品には注意点もあるので、仕組みを理解して利用する
お父さん、銀行はただ「お金を置く場所」ではありません。
家計の基盤として銀行を上手に活用すれば、家族の暮らしをもっと安定させられます。
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