【初心者向け】家計管理の基本ステップ|お父さんがまずやるべきこと3選

こんにちは。48歳のサラリーマン父であり、ファイナンシャルプランナー2級・証券外務員1種・宅建士資格を持つ者です。
資格は持っていても、正直なところ20代・30代の頃はお金に無頓着で「なんとなく貯まらないなぁ」と悩んでいた一人でした。
40代に入って子どもの教育費や老後資金を現実的に考えるようになり、ようやく「家計管理をちゃんとやらなきゃ」と意識が変わりました。
この記事では、そんな私自身の反省も踏まえて、初心者のお父さんがまずやるべき家計管理の基本ステップ3つを解説していきます。
1. 現状を見える化する|収入と支出の棚卸し
最初のステップは「現状把握」です。
多くのお父さんは「なんとなく毎月お金が足りない」「ボーナスで穴埋めしている」といった感覚を持っているはずです。しかし、その正体を掴まない限り改善できません。
実践ポイント
- 家計簿アプリを使う(マネーフォワード ME、Zaimなど無料でOK)
- 固定費(家賃、住宅ローン、保険料、通信費、車の維持費など)をまずリスト化
- 変動費(食費、交際費、日用品など)は1か月だけでも記録
私は最初、ノートに書くだけでしたが3日坊主で挫折…。今はアプリに銀行口座・クレジットカードを連携して「自動で記録」しています。これならズボラでも続けられます。
「家計管理=節約」ではなく、まずは家計の流れを可視化することが第一歩です。
2. 固定費を削減する|効果の大きい支出から見直す
次にやるべきは「固定費の見直し」です。
固定費は一度削減できれば、毎月自動的に節約効果が続きます。
見直しやすい固定費の例
- 通信費:大手キャリアから格安SIMに変更するだけで月5,000円以上の節約
- 保険料:不要な特約や過剰な保障を削ると年間数万円が浮く
- 住宅ローン:金利を他社と比較してみて、借り換えも検討してみる
私自身も数年前に携帯を格安SIMに切り替えただけで、年間7万円以上節約できました。
「食費を1万円減らす」より「通信費を5,000円減らす」方がずっと簡単で効果が大きいのです。
👉 固定費削減は「努力を続ける節約」ではなく「一度の決断で一生ラクになる節約」だと覚えておきましょう。
3. 目標を決めて自動で貯める|貯蓄と投資の仕組み化
最後のステップは「お金を貯める仕組み」を作ることです。
お父さん世代がやりがちなのが「余ったら貯金しよう」という発想。でも現実は、余らないのが普通です。
実践ポイント
- 先取り貯金:給料が入ったらすぐに貯蓄用口座へ自動振替
- 積立投資:つみたてNISAやiDeCoを活用し、月1万円でも自動で積立
- 教育資金:ジュニアNISA終了後は学資保険や別口座積立で管理
私は毎月の給料日に「生活費口座」「貯蓄口座」「投資口座」に自動で振り分ける仕組みを作りました。最初は少額でしたが、数年で数百万円の資産になっています。
👉 ポイントは「手間をかけない」「自動で続く仕組み」にすること。気づいたら貯まっている状態を作りましょう。
まとめ|お父さんがまずやるべき家計管理の基本
初心者のお父さんが取り組むべき家計管理のステップは次の3つです。
- 現状を見える化する(収入・支出の把握)
- 固定費を削減する(通信費・保険・ローンの見直し)
- 目標を決めて自動で貯める(先取り貯金・積立投資)
大切なのは「小さな一歩をすぐに始めること」です。
お父さんが率先して家計を整える姿勢を見せれば、家族の安心感も増します。
もし「どこから手をつけたらいいかわからない」という場合は、まずは家計簿アプリを入れてみてください。1週間つけるだけで「こんなにコンビニで使ってたのか!」など新しい発見があるはずです。
家計管理は資格や専門知識がなくても始められます。FPとしての経験から言えるのは、誰でもやれば成果が出るシンプルな行動だということ。
今日から一歩ずつ始めて、家族の未来を安心なものにしていきましょう。
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