教育費と老後資金をどう両立させるか|父として“守るべき順番”

こんにちは、49歳の父です。
FP2級・証券外務員1種・宅建士の資格を持っています。
教育費と老後資金。
この2つが同時にのしかかるのが、40代後半〜50代です。
- 子どもの進学は応援したい
- でも自分たちの老後も不安
- どちらも中途半端になりそう
そんな状態に、心当たりはありませんか?
この記事では、
教育費と老後資金を“両立させる考え方”を、
父としての現実目線で整理します。
多くの家庭が陥る「間違った両立」
まず、よくある失敗から。
❌ 教育費を優先しすぎて老後資金ゼロ
❌ 老後が不安で教育費を削りすぎる
❌ どちらも決められず、成り行き任せ
これらに共通する原因は、
👉 優先順位を決めていないこと
です。
大前提|教育費は「期限付き」、老後資金は「一生もの」
この違いを、まず理解してください。
教育費の特徴
- 期限がある(高校・大学まで)
- 上限を決められる
- 過ぎれば終わる
老後資金の特徴
- 期限が読めない
- 途中で稼げない可能性
- 足りないと一生困る
👉 性質がまったく違うお金
同じ土俵で考えるから、混乱します。
結論|優先順位は「老後資金が先」
これは冷たく聞こえるかもしれません。
でも現実として、
👉 親の老後を守ることは、子どもを守ること
です。
- 老後破綻すれば、子どもに迷惑がかかる
- 教育費は調整できても、老後資金は後戻りできない
だから順番は、
① 最低限の老後資金を守る
② その範囲で教育費を設計する
これが現実的な正解です。
具体ステップ① 老後資金の「最低ライン」を決める
まず決めるべきは、
👉 理想額ではなく“最低ライン”
例
- 年金で足りない分はいくらか
- 何年分補う必要があるか
ここで大事なのは、
❌ 2000万円ありき
⭕ 自分の家計に合った不足額
老後資金は「守る枠」として扱います。
具体ステップ② 教育費に「上限」をつける
次に、教育費です。
ここでやってはいけないのが、
❌ 出せるだけ出す
❌ 子どもの希望を無条件で叶える
正解は、
👉 最初に上限を決めること
決めるべきこと
- 大学費用はいくらまで出せるか
- 仕送りの月額上限
- 奨学金を使うかどうか
「全部は無理。でも、ここまでは出せる」
この線引きが、家計を守ります。
具体ステップ③ 足りない分は「分担」で考える
教育費=親が全額出す
この考え方は、もう現実的ではありません。
分担の考え方
- 親:学費の一部
- 子:奨学金・アルバイト
- 家庭:生活水準の調整
👉 家族全体で支える
これが、教育費と老後資金を両立させる鍵です。
やってはいけないNG調整
ここは重要です。
❌ 老後資金を取り崩して教育費に回す
❌ 不安だから保険で埋める
❌ 投資で一気に増やそうとする
これらはすべて、
👉 将来の不安を増やす行動
です。
父として子どもに伝えておくべきこと
お金の話を避ける家庭ほど、後で苦しくなります。
伝えるべきは、これだけ。
- 無限に出せるわけではない
- 家族全体のバランスを考えている
- 一緒に考えたい
👉 「我慢させる」ではなく「共有する」
これができると、
子どもの金銭感覚も育ちます。
教育費をかけすぎない=愛情不足ではない
誤解されがちですが、
- 高い学校
- 多い仕送り
- 借金までして出す教育費
=良い親、ではありません。
👉 自立できる力を残すことも教育
親が老後に困らない姿を見せることも、
子どもへの大切なメッセージです。
まとめ|両立の正体は「線引き」と「覚悟」
教育費と老後資金の両立に、
魔法の答えはありません。
でも、
- 優先順位を決める
- 上限を決める
- 家族で共有する
この3つができれば、
不安は「見通し」に変わります。
父として守るべきは、
👉 子どもの未来
👉 そして自分たちの生活
どちらかを犠牲にするのではなく、
無理のない形で“両方を守る”
それが、本当の両立です。







ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません