“毎月5%”はウソ?高配当詐欺の仕組み|49歳の父が解説する現実

こんにちは、49歳の父です。
FP2級・証券外務員1種・宅建士の資格を持っています。
投資や副業の話で、
こんな言葉を聞いたことはありませんか?
- 毎月5%の配当
- 年利60%
- 安定して入ってきます
- 放置でOK
結論から言います。
👉 「毎月5%」をうたう話の99%は、投資ではありません。
この記事では、
- なぜ「毎月5%」が現実的にあり得ないのか
- 高配当詐欺が成り立つ仕組み
- 見抜くための具体的な視点
を、できるだけ分かりやすく解説します。
まず計算してみる|毎月5%はどれくらい異常か?
感覚ではなく、数字で見ましょう。
仮に
毎月5%=年利約80%
(複利計算)
100万円を預けると、
- 1年後:約180万円
- 3年後:約580万円
- 5年後:約1,800万円
👉 世界中の投資家が殺到します。
現実には、そんな市場は存在しません。
世界の「普通の利回り」
比較してみましょう。
- 銀行預金:0.2%前後
- 株式配当:2〜4%
- 世界株式の長期平均:5〜7%
- プロのヘッジファンド:年10%前後で優秀
それなのに、
👉 素人向けに毎月5%?
この時点で違和感を持つべきです。
高配当詐欺の代表的な仕組み3パターン
パターン①「新規資金で配当を払う」
いわゆる自転車操業型です。
- 新しく入ってきたお金
- ↓
- 先に入った人への「配当」
👉 実際の運用はしていません。
これはポンジ・スキームと呼ばれ、
世界中で違法とされています。
パターン②「元本を削って配当と言う」
巧妙なケースです。
- 毎月5万円配当
- 実は元本を少しずつ返している
👉 自分のお金が戻ってきているだけ。
数字上は「配当」に見えますが、
資産は確実に減っています。
パターン③「一部の人だけ成功させる」
- 最初の数人は本当に儲かる
- SNSで成功体験として発信
- それを見た人が参加
👉 広告塔として使われます。
なぜ人は「毎月5%」を信じてしまうのか?
理由はシンプルです。
① 不安を突かれる
- 老後が不安
- 収入が足りない
② 解決策を提示される
- 安定収入
- 放置でOK
③ 比較対象をずらされる
- 銀行は増えない
- 何もしないのは損
👉 不安→希望→行動
この流れが完成します。
「合法」「問題ない」と言われたら要注意
よくある言い訳です。
- 法律的にはグレー
- 今は問題になっていない
👉 合法=安全ではありません。
特に、
- 金融庁登録なし
- 銀行・証券会社を通さない
この場合、
お金は守られません。
見抜くためのチェックポイント5つ
1️⃣ 配当の原資は何か説明できる?
2️⃣ 運用内容を具体的に説明できる?
3️⃣ 最悪の場合どうなるか説明されている?
4️⃣ 途中解約の条件は明確?
5️⃣ 銀行・証券会社を通している?
👉 1つでも答えられなければ、アウトです。
「高配当=悪」ではない
大事な補足です。
- 高配当株
- REIT
- 配当ETF
これらは市場で価格が動く投資です。
👉 元本保証ではありません
👉 配当は変動します
この「変動する」という前提があるから、
投資として成立しています。
覚えておいてほしい一言
「安定して高い利回りが出る話ほど、仕組みを疑え」
これは投資の鉄則です。
まとめ|“毎月5%”は数字のマジック
- 毎月5%は現実的にあり得ない
- 配当の正体は「誰かのお金」
- 安心ワードとセットで語られる
高配当詐欺は、
欲ではなく不安を利用します。
だからこそ、
👉 数字を一度、冷静に計算する
この習慣が、
あなたと家族を守ります。







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