大学費用と仕送り|父として知っておきたい「本当の負担額」と考え方

こんにちは、49歳の父です。
FP2級・証券外務員1種・宅建士の資格を持っています。
教育費の中でも、
一番「想定外」が起きやすいのが大学費用と仕送りです。
- 学費は何となく知っている
- でも生活費はよく分からない
- 気づいたら毎月の負担が重い
こんな声を、実際によく聞きます。
この記事では、
大学費用と仕送りの現実的な全体像と
父としてどう備えるべきかを整理します。
大学費用は「学費だけ」では終わらない
まず大前提として、
大学にかかるお金は次の3つで構成されます。
- 学費
- 住居費
- 生活費(仕送り)
多くの家庭が
①学費だけを見て安心し、②③で苦しくなる
という流れに陥ります。
大学の学費|国公立と私立の現実差
国公立大学の場合(目安)
- 入学金:約28万円(初年度のみ)
- 授業料:約54万円/年
👉 4年間合計:約250万円
比較的、見通しは立てやすいです。
私立大学の場合(文系)
- 入学金:20〜30万円
- 授業料:80〜100万円/年
- 施設費など:10〜20万円/年
👉 4年間合計:約400〜500万円
私立大学(理系・医療系)
- 授業料:120〜150万円/年
- 実験・設備費が高額
👉 4年間で600万円超も珍しくありません
ここまでは「想定内」の方も多いでしょう。
本当に重いのは「仕送り」という現実
問題はここからです。
自宅通学の場合
- 学費のみ
- 生活費は家庭内で吸収
👉 比較的コントロールしやすい
下宿・一人暮らしの場合
ここで家計が一気に重くなります。
仕送りの全国平均(目安)
- 月7〜10万円
- 年間:約100万円前後
👉 4年間で約400万円
学費と合わせると、
- 国公立+下宿:約650万円
- 私立文系+下宿:約800〜900万円
- 私立理系+下宿:1,000万円超
決して大げさな数字ではありません。
仕送りの内訳|何にそんなにかかるのか?
仕送りの主な内訳は以下です。
- 家賃:4〜6万円
- 食費:2〜3万円
- 光熱費・通信費:1万円前後
- 日用品・交際費:1〜2万円
👉 最低限でこれくらい
「学生だから質素に」は、
現実にはなかなか難しいのが実情です。
父として一番大事な「判断軸」
ここで重要なのは、
👉 いくらまでなら“無理なく”出せるか
です。
やってはいけないのは、
❌ 周囲に合わせて仕送り額を決める
❌ 子どもに言われるまま増やす
❌ 老後資金を削って補填する
教育費は大事ですが、
親の老後を犠牲にする必要はありません。
仕送り額を決める3つのルール
① 上限を最初に決める
- 月◯万円まで
- 4年間で◯◯万円まで
👉 あらかじめ「枠」を作る
② 足りない分は“工夫”で補う
- 奨学金
- アルバイト
- 生活水準の調整
👉 全額親負担が正解ではありません。
③ 増額は「話し合い制」
- 成績
- 生活状況
- 家計状況
👉 自動的に増やさない
奨学金は「借金」である
奨学金についても、冷静に整理しましょう。
メリット
- 学ぶ機会を広げる
- 家計負担を軽減
デメリット
- 卒業後の返済が重い
- 人生の選択肢を狭める可能性
👉 「全部ダメ」ではないが、使い方が重要
我が家でも、
「一部は自分で背負う」という考え方を共有しています。
教育費と老後資金を混ぜない
49歳前後の父世代が一番陥りやすいのがこれです。
❌ 教育費が不安 → 老後資金を切り崩す
❌ 子どものため → 自分の準備を後回し
でも、これは本末転倒です。
👉 子どもに迷惑をかけないことも教育
そのためにも、
- 教育費の上限を決める
- 老後資金は別枠で守る
この線引きが重要です。
今からできる現実的な準備
49歳からでも、できることはあります。
① 残り年数を把握する
- 大学まであと何年か
- 毎年いくら積めるか
② 生活費を下げて「教育費枠」を作る
- 固定費削減
- 保険見直し
- 通信費整理
👉 収入を増やすより確実
③ 子どもと「お金の話」をする
- どこまで出せるか
- どこから自分で負担するか
👉 これは親の責任です。
まとめ|大学費用と仕送りは「設計」で決まる
大学費用と仕送りは、
- 愛情
- 気合
- 勢い
で決めるものではありません。
👉 設計で決めるものです。
・上限を決める
・無理をしない
・子どもと共有する
これができれば、
教育費は「不安」から「見通し」に変わります。
父として、
家族全体が苦しくならない選択をしていきましょう。







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