なぜ賢い人ほど詐欺に遭うのか|知識では防げない“心の落とし穴”

こんにちは、49歳の父です。
FP2級・証券外務員1種・宅建士の資格を持っています。
投資詐欺や情報商材の被害というと、
「知識がない人が引っかかるもの」
そう思われがちです。
しかし、現実は違います。
👉 詐欺に遭う人ほど、真面目で、勉強熱心で、考える力がある
これは現場を見てきた立場として、断言できます。
この記事では、
なぜ“賢い人”ほど詐欺に巻き込まれてしまうのか
その心理構造を解説します。
勘違い①「知識があれば防げる」
まず大きな誤解があります。
詐欺は
👉 知識不足を狙っているのではありません。
狙われているのは、
- 不安
- 焦り
- 承認欲求
- 正しさへの自信
です。
どれも、賢い人ほど強く持っています。
落とし穴①「自分は大丈夫」という自己評価
賢い人ほど、
- 情報を見極めてきた経験
- 過去の成功体験
- 論理的に考える癖
があります。
その結果、
👉「自分は騙されない」
という無意識のバリアが生まれます。
この瞬間、警戒心は下がります。
落とし穴② 論理で“納得させられる”
詐欺の説明は、感情論ではありません。
- データ
- グラフ
- 専門用語
- 専門家風の話し方
👉 論理的だからこそ信じてしまう。
しかも、
「確率論的には〜」
「理論上は〜」
という言葉が出ると、
賢い人ほど納得してしまいます。
落とし穴③「学んできた自分」を否定したくない
ここが一番深い心理です。
- 何時間も動画を見た
- 本を読んだ
- セミナーに出た
ここまで来ると、
👉 引き返す=自分の努力を否定すること
になります。
これは心理学でいう
サンクコスト(埋没費用)の罠です。
落とし穴④「選ばれた感」に弱い
賢い人ほど、
- 努力してきた
- 勉強してきた
- 行動してきた
だからこそ、
👉「あなたは理解できる側の人」
この一言が刺さります。
特別扱いされると、
警戒心は一気に下がります。
落とし穴⑤ 不安と希望が同時に刺激される
詐欺はこう囁きます。
- 老後が不安ですよね
- 今のままでは厳しい
- でも、解決策があります
👉 不安 → 希望 → 行動
この流れが完成すると、
冷静な判断はほぼ不可能です。
賢い人ほど「相談しない」
意外な共通点があります。
👉 一人で判断しようとする
- 自分で調べた
- 自分で考えた
- 自分で決断したい
結果、
第三者のブレーキがかかりません。
詐欺は「考えすぎる人」を狙う
重要な事実です。
- 何も考えない人 → 怪しいで終わる
- 深く考える人 → 納得するまで考える
👉 詐欺は考えさせる設計です。
防ぐ唯一の方法|判断を“外に出す”
知識を増やすことではありません。
👉 判断を自分だけで完結させない
これが唯一の対策です。
- 家族に話す
- 第三者に説明する
- 書き出して整理する
説明できない話は、
理解していない話です。
覚えておいてほしい言葉
「騙されたのではない。
信じたのだ。」
これは恥ではありません。
大切なのは、
👉 次に守れるかどうか
まとめ|賢さは武器にも弱点にもなる
賢いことは、悪いことではありません。
でも、
- 自信
- 知識
- 論理
が揃うと、
詐欺にとっては最高のターゲットになります。
だからこそ必要なのは、
👉 疑う力ではなく、相談する力






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