お金に支配されない生き方|父が49歳で気づいたこと」

こんにちは、49歳の父です。
FP2級・証券外務員1種・宅建士の資格を持っています。
49歳になって、はっきりと分かったことがあります。
それは――
👉 お金は「増やすもの」ではなく、「振り回されないための道具」だということ。
若い頃の私は、
「もっと稼がなきゃ」「増やさなきゃ」と、
ずっとお金を追いかけていました。
でも今は、
お金に追われない生き方のほうが、はるかに価値があると感じています。
■ 若い頃は「お金=安心」だと思っていた
20代・30代の頃、
お金はこういう存在でした。
- たくさんあれば安心
- 少なければ不安
- 増やせば幸せ
だから、
- 収入を増やそうと焦り
- 投資の話に飛びつき
- 「儲かる」という言葉に反応する
今思えば、
完全にお金に支配されていました。
■ お金が増えても、不安は消えなかった
これは意外かもしれません。
- 収入が増えても
- 貯蓄が増えても
👉 不安はなくなりませんでした。
理由は簡単です。
- 支出も増える
- 生活水準が上がる
- 失うものが増える
つまり、
お金が増えるほど、守るものも増えていたのです。
■ 49歳で気づいた「お金の正体」
あるとき、ふと思いました。
「この生活、いくらあれば成立するんだろう?」
ここから、考え方が変わりました。
- いくら稼ぐか
- いくら増やすか
ではなく、
👉 「いくらあれば足りるか」
この視点に立った瞬間、
お金の不安が一気に小さくなりました。
■ お金に支配される人の共通点
これまで見てきて感じるのは、
お金に支配されやすい人には共通点があります。
- 収入と支出を把握していない
- 生活水準が無意識に上がっている
- 将来を数字で見ていない
不安の正体は、
👉 「知らないこと」
決して、
「お金が足りないこと」だけではありません。
■ お金に支配されない人は「基準」を持っている
一方で、
お金に振り回されない人はこう考えています。
- これは本当に必要か?
- 続けるコストはいくらか?
- なくても困らないか?
つまり、
お金を使う“基準”がはっきりしている。
流行や他人と比べて使わない。
自分の物差しで判断する。
これだけで、
お金のストレスは激減します。
■ 家族ができて変わった価値観
父になって、さらに考えが変わりました。
- 稼ぐ額より
- 残す安心
- 守る生活
子どもにとって必要なのは、
派手な暮らしではありません。
👉 安定した家庭と、穏やかな親の表情
これに気づいてから、
無理な稼ぎ方や危ない話から自然と距離を置くようになりました。
■ お金に支配されないためにやめたこと
49歳で、私は次のことをやめました。
- 「もっと増やさなきゃ」という思考
- 他人の成功と比べること
- 不安を煽る情報を追うこと
代わりに、
- 家計を整える
- 固定費を下げる
- 無理のない投資を続ける
👉 静かな安心を積み上げる方向に切り替えました。
■ お金は「自由を広げるため」に使う
今の私にとって、お金の役割は明確です。
- 選択肢を減らさない
- 無理なことをしなくて済む
- 家族を守る
お金は目的ではなく、
人生をシンプルにするための道具です。
■ 49歳からでも遅くない
もし今、
- お金の不安が強い
- 将来が漠然と怖い
- 何をすればいいかわからない
そう感じているなら、
やるべきことは一つです。
👉 増やす前に、整える。
これだけで、
お金の見え方は大きく変わります。
■ まとめ|お金に支配されない人生は、静かで強い
最後にまとめます。
- お金が増えても不安は消えない
- 不安の正体は「知らなさ」
- いくら必要かを知ることが大切
- お金は自由のための道具
お金に支配されない生き方は、
派手ではありません。
でも、
一番長く、安心して続けられる生き方です。
父として、ひとこと
49歳になって思うのは、
「稼げたか」より
「振り回されなかったか」のほうが、
人生では大切だということ。
今日も、
静かに家計を整えていきましょう。







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