ワンストップ特例制度の使い方|確定申告なしで簡単に節税する方法

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こんにちは。48歳、自営業で一家を支える父です。
私はファイナンシャルプランナー2級・証券外務員1種・宅建士の資格を持ち、「お父さんのための家計管理と節税の知恵」を発信しています。

ふるさと納税に興味はあるけれど、
「確定申告が面倒そう…」
「書類が多くて難しいのでは?」
と思っているお父さん、多いのではないでしょうか。

でも安心してください。
会社員など確定申告をしていない人なら、“ワンストップ特例制度” を使えば、確定申告なしで簡単にふるさと納税ができます。

今回は、この制度の仕組みと手順を、初心者でも迷わないようにわかりやすく解説します。


1. ワンストップ特例制度とは?

ワンストップ特例制度とは、確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる仕組みです。

ふるさと納税で寄付した金額は本来、
「確定申告で申告 → 翌年の税金控除」
という流れになります。

しかし、会社員など確定申告をしていない人のために、
「申請書1枚を提出すればOK」という制度ができました。

つまり、
✅ 確定申告いらず
✅ 書類1枚で完結
✅ 税金は自動で減額される

という、超シンプルな節税方法なんです。


2. 対象になる人は?

次の条件をすべて満たす人が対象です。

✅会社員・公務員など、確定申告をしていない人

✅寄付先が5自治体以内

✅ふるさと納税先の自治体に「申請書」を提出できる人

もし6自治体以上に寄付した場合や、医療費控除などで確定申告をする場合は、この制度は使えません。
(その場合は確定申告で寄付金を申告すれば同じ控除が受けられます)


3. 手続きの流れ(超かんたん3ステップ)

では実際の手続きを、わかりやすく3ステップで見てみましょう。


STEP1:寄付先の自治体を選んで申し込む

ふるさと納税サイト(楽天・さとふる・ふるなびなど)で、欲しい返礼品を選んで寄付します。

このとき、注文画面にある
「ワンストップ特例制度を利用する」にチェックを入れる
のを忘れずに。

すると、数日後に自治体から「申請書」が届きます。


STEP2:申請書を記入して返送

届いた申請書に以下の内容を記入します。

  • 名前・住所・生年月日
  • マイナンバー(個人番号)
  • 署名(押印は不要の自治体が多い)

そして、本人確認書類を同封します。

✅ マイナンバーカード(両面コピー)
または
✅ マイナンバー通知カード+運転免許証

書類を封筒に入れてポストへ投函するだけ。


STEP3:控除は翌年の住民税で自動反映!

提出が完了すると、翌年6月以降の住民税から自動的に控除されます。
つまり、「税金が安くなっている」状態になります。

たとえば、年収600万円の家庭で7万円寄付した場合:

  • 自己負担2,000円
  • 翌年の住民税が68,000円減額

確定申告なしで、ちゃんと節税効果を得られます。


4. ワンストップ特例の注意点3つ

便利な制度ですが、注意点もあります。

(1)5自治体までが上限

→ 同じ自治体に複数回寄付しても「1カウント」です。
(例:北海道函館市に3回寄付=1自治体)

(2)申請書は1月10日必着!

→ 翌年1月10日までに自治体に届かないと、無効になります。
→ 年末ギリギリに寄付する場合は、特に注意!

(3)翌年に確定申告をする場合は、特例が無効に

→ 医療費控除や副業の申告をすると、ワンストップ特例はリセットされます。
→ その場合は、確定申告時に「寄付金控除」をまとめて申告すればOK。


5. よくある質問

Q1. 申請書をなくしたら?
→ 自治体の公式サイトから再発行できます。

Q2. 引っ越した場合は?
→ 住所変更届を寄付先の自治体に提出すれば問題ありません。

Q3. 控除されたか確認する方法は?
→ 翌年の「住民税決定通知書」に“寄付金税額控除額”が記載されています。


6. 私の実例:年末ギリギリでも間に合う!

私は以前、12月28日に寄付をしました。
ギリギリでしたが、ワンストップ特例の申請書をすぐ返送したところ、1月5日に自治体に届いてセーフ!

結果、翌年の住民税がしっかり控除されました。
「忙しい年末でも簡単にできる制度」だと実感しました。


7. まとめ|お父さんでも簡単に節税できる制度

今回のポイントを整理すると:

  1. ワンストップ特例制度を使えば確定申告不要
  2. 寄付先が5自治体以内なら、書類1枚で完了
  3. 翌年の住民税から自動的に控除
  4. 申請期限は翌年1月10日まで!
  5. 医療費控除などを申告する場合は確定申告へ切り替え

お父さん、難しそうに見える税金の手続きも、今はネットと郵送で完結します。
忙しい仕事の合間でも、10分あればできる節税法です。

ふるさと納税をまだやったことがない方も、この制度を使えば初回でも安心。
返礼品を楽しみながら、家計を少しラクにしていきましょう。